pazuのノスタルジックな道具

愛着の道具と遊びの回顧録

薪ストーブ

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5~6年前に友人に使わないからと薪ストーブを譲り受けました。ホームセンターで鋳物製ストーブとしては一番リーズナブルは価格だったそうで子供の頃の薪ストーブの暖かさが懐かしくて思わず買っちゃったとのこと。煙突106mmサイズで小さめのガラス窓が付いています。ボクは薪はふんだんに無料でいただけるので燃料には困らないのですが薪ストーブを使うなど考えたこともありませんでした。早速ホームセンターでホンマの黒塗りのステンレス円筒を買ってお店にセットしてみました。このストーブは燃焼室用のエアインテークバルブが一つ、いちおう上部に隔壁があって小さめの二次燃焼室用のインテークバルブが用意されています。ストーブから煙突につながる場所にエア調節用ダンパーを取り付けました。最初は調節に戸惑いましたが全開にしようものなら怖ろしいほどの火力で炉壁をしっかり作らねば家ごと燃えてしまう程の勢いです。ダンパーを絞ってメインを少し開けるだけで快調に燃焼します。慣れてくるとなんとなくコツが分かってきます。薪は生ガスを発生するので上手くやるとオーロラ燃焼が可能です。

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以来薪ストーブにハマって翌年に大きめの煙突150mmサイズのストーブに買い替えました。薪ストーブの肝は煙突です。ストーブ本体は二の次です。薪ストーブのエンジンは煙突です。断熱二重煙突を使用してストレートの立上りをより長くとればそれだけ吸い込みは強くなります。普通の煙突だと煙が外気で急冷されて煤となって内部にこびり付きますし木酢液もたれます。二重煙突の難点は価格です。キャインとなります。安く上げたければ自作となります。厚さ20ミリのセラカバーを150mm煙突にかぶせて200mmのスパイラルダクトに挿入するわけです。ホームセンターに行くと4~5メートルの一本ものが売っています。これらの材料がまたゲエッとなるほど安いのですね。

 
今年の冬は自宅へも薪ストーブを設置することにしました。一昨日のように旭岳の初冠雪のニュースをみるとあせります。シマリスといっしょです。自宅はFFストーブがあるので困らないのですがやはり炎が観たい。今回狙っているのはコンパクトタイプの106mm煙突で十分と思っています。古い家なので集合煙突が残っています。多分使えるでしょう。薪ストーブに関しては寒くなったらまた続編をアップします。