最初のダイバーウォッチです。セイコーダイバーらしい顔です。スントのコンパスと並べて腕に巻いていましたがわずらわしくてこのダイバーのウレタンバンドに小型高性能のコンパスを取り付けて使用していました。ダイビング機材のコンソールゲージが段々大型化してくると重い、岩の隙間に引っかかる、ホースの付け根に無理がかかる、で極力コンソールは残圧計のみ、コンパスは時計と一体にしていつでも見やすいようにしていました。後にカシオのログメモリーに変えましたらダイブコンピュータの世界で深度計内蔵ですのでタンクの残圧以外の情報はすべて右腕に集中することになってとても楽でした。
このダイバーを今あらためて見ると視認性抜群で道具として完成度が高い。だから全く古さを感じないです。日本海は30Mも潜ると暗黒の世界ですから文字盤の夜行塗料の蓄光性能がものをいいます。