pazuのノスタルジックな道具

愛着の道具と遊びの回顧録

ホンマ DM-700TX

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昨年の11月の初めにT字煙突を買おうとホームセンターに寄りましたらホンマのダルマストーブが目に飛び込んできました。まだ売れ残ってるじゃん!オマエを始めて見た時から10か月近くも経つのに誰も買ってくれないのかい?相変わらず背が高くてナイスなプロポーションだね。なんて美しいんだいって語りかけてたら無性に拉致して帰りたくなりましたね。実際拉致しちゃいましたが。組み立て済み展示品なので後日宅配ということになりました。ダルマストーブは脚はもちろんのことボルト締めで4~5パーツに分かれています。なので工場出荷段階では小さく梱包されています。大きなステンレスボウルが重なったような感じ。点火後に思ったことですがやはり組付けは自分でやるべきだと思いましたね。きちんと組んでも鋳物ですからピッタリとはいきません。吸い込みが良ければ多少の隙間など問題ありませんが吹雪やらで吹き込んだ時などは室内に灰が舞いますね。ガスケットロープを使えば問題は解消されると思いますがね。でもこのストーブ同棲の頃というか新婚の頃に使ってたよなあ。30年以上も前になるのかな。

さて設計図を詳細にみて煙突のセッティングも終わって配達を待っていますと届きました。重量は60kg程度なので昨年購入したノザキの半分といったところです。床下の補強も集合煙突入口の拡張も必要のない106サイズで取付けはすぐに完了しました。ただ鋳物のダンパーが間に合わず後日取付けすることにしました。あらためて立ち姿を見るとなんとも凛々しいのですが自分には原子炉って感じ。原子炉に1個、煙突に1個温度計をつけて点火式を執り行いました。

なんだか去年のホンマとは燃え方がまるで違います。バーナー10秒であっという間に燃え上がると炉の温度が300度を超えても温度計の針がさらに上昇します。400度になろうかという時に慌てて下部の空気流入を全て閉じました。試運転用にオガライトを詰めたのですが多すぎたようで原子炉の暴走が始まりました。ダンパーが無いのが致命的で煙突は赤くなって家燃やしちゃうかもなんてビビりながらも火勢の衰えをじっと待つのだけど長かった。慣らし運転どころか炉が壊れちゃう。

この続きとシーズン終えての使用感等はまた後日。