それまで使用したデジカメはいずれも230万画素程度でしたがこのカメラの時には400万画素に上がっていました。多少ゴツイですがデザインもレンズも操作性も合格点でした。動画撮影M-PEGを装備していました。ゴルフスウィングの撮影にのみ購入したようなものですが動画は重宝しました。高速連写では確か0.6秒ごとのシャッターなのでとてもスウィングスピードには対応できません。静止画ではフォーカスがあまいのが気になりました。
このしばらく後にソニーがミノルタのカメラ部門を買収します。ミノルタは小西六(コニカ)と合併。個性のあるカメラーメーカーがずいぶん消えました。カメラーメーカーはネーミングに遊びがあって面白いですね。ミノルタは実る田、キャノンは観世音菩薩(カンノン)、コニカのレンズはヘキサーですが創業者小西六兵衛の6絡みです。ヤシカ、チノンなんてありました。ゼンザブロニカなんて創業者が善三郎ですから。いずれのメーカー、企業も淘汰は世の常ですがますます加速傾向にあるようです。個性と文化の消失ですが選択肢の減少でもあります。