pazuのノスタルジックな道具

愛着の道具と遊びの回顧録

シェービングマグ

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高校生の頃はヒゲに憧れがあったけど間もなく濃くなってみると苦痛でした。今もそうです。シェービングは毎朝、死ぬまで続く儀式みたいなものです。出来るなら気持ちよく楽にスッキリしたい。

あらゆる道具を試してみました。電動シェーバーはナショナル、ブラウン、フィリップ・・・その時々の新製品に幾度も投資しました。早くから分かっていた事ですがやはりカミソリにトドメをさすようです。剃り上げたあとにアフターシェーブローションを肌にたたくと電動とではヒリヒリ感が雲泥の差です。電動でもシェービングフォームを使うとダメージは少ないのですが直にやると悲鳴をあげます。ミクロの傷が無数に出来ているのがよくわかります。

市販のシェービングフォームは歯の当りは柔らかくなりますが粘度が強すぎて深剃りがききません。ということでパウダーとシェービングブラシとシェービングマグという床屋さんスタイルがベストということになりました。

電動シェーバーの技術開発も驚くべきものがありますがカミソリも1枚歯、2枚、3枚、4枚、5枚・・・番町皿屋敷じゃないですがナノ技術で負けず劣らずです。肌に優しく深剃りのきくという二律背反を解決するのは至難です。でもその手の技術開発は髭の濃い男には大歓迎です。

ということでマグカップは欠かせません。よく見ると美しい。これ実は水彩画の筆洗いにもいけてますよ。

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