pazuのノスタルジックな道具

愛着の道具と遊びの回顧録

Mitchell 440A

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440AのAはおそらくオートの意味でしょうね。ちょっと変わっています。通常はラインを人差指にかけてベイルを倒してキャストしますがこれはベイルを倒しません。ベイルを手前に軽く引くと自動的にベイルが向こう側に倒れてセットアップ完了します。実際使うと面喰ってしまいます。中々慣れません。それにラインローラーは上から見て右側にあるものですがこれは左にあって回転も逆です。クセの強い道具です。

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真後ろから見ると回転軸(シャフト)を中心にギアケースは左側にあります。全くシンメトリーではありません。シャフトの形状が骸骨のように透けて見えて・・・この辺がなんともいえませんね。知床ウトロのカラフトマス釣りでは活躍しました。カラフトマスはよく釣れました。低めのギヤ比が功を奏したようです。でも2匹ほどかけるとリールを取り替えましたね。毎度違和感を克服できなかった記憶があります(笑)芸術は忍耐を要求します。

ウトロへは3週連続で同じメンバーで行ったことがありましたが釣れない人には全く釣れないものですね。不思議に釣りというのはメンバーの組合せで当りハズレが微妙にズレていくものです。知床も人を魅了しますね。

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