19世紀末サンフランシスコで結成された自然保護団体シエラクラブの初代会長はジョン・ミューアでした。ソローやジョン・ミューアやシートンってワクワクする響きがあります。北アメリカの自然っていうのも素晴らしいですね。このカップはシエラクラブの会員用のものでしたが後に販売され売り上げの一部が自然保護に還元されているとのことです。
まずキャンプに着くとこれにアイスジャグから大きめの氷をつかんでシエラカップにゴトンと落としてバーボンを注ぎ、景色を見ながらグビとやります。至福の瞬間ですね。カップの金気が微妙に味を変えます。でもそれがよかったのです。後にグラスを持っていくようになりましたが今思うと金気のバーボンは美味かったな。
当時はビールなどやりませんでした。水のようで酔えませんでした。五臓六腑にカキーンと響くのはスコッチかバーボンのストレートじゃないとね。極寒のウィルダネスではラッパ飲みも面倒くさくなくて本当に美味い。でも今やったら死にますね。ビールがちょうどよくなっちゃった。