pazuのノスタルジックな道具

愛着の道具と遊びの回顧録

MARRYAT インターナショナルバイス

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フライタイイング用バイスは最初はトンプソンを使っていました。後にオービスバイスを使って別に不満はありませんでした。85年頃のある日釣具屋の店頭で変わった形のバイスを見つけました。美しいなあと思いましたが反面こんなスマートな先端で大型フックをカッチリ留められるのかなとも思いました。でも美しさに惚れて購入しました。以後ミッジサイズからヒラメ用の大型毛鉤まで全てこれで巻きました。驚くくらいしなやかでカミツキのよいバイスです。

フライタイイングは楽しい作業です。釣り場に通うとシーズンの水生昆虫を観察してフライに反映させますが、そっくり本物のようなフライが喰いつきが良いかというとそうでもないところが面白い。特にドライは下から見上げる魚眼レンズに写るシルエットと浮力ですね。イメージを膨らまして巻いていく作業は楽しいものです。釣り場から遠ざかっている今、巻けと云われても無理ですね。脳内にイメージが湧きません。

マテリアルの中でも特にハックルは出来るだけ高級品を選ぶことですね。タイイング道具もシックリくるまでかなりの遍歴がありました。次回

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