pazuのノスタルジックな道具

愛着の道具と遊びの回顧録

ヒロホンマ ボロンM-50

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ゴルフを始めた84年頃はいまだパーシモン全盛でした。始めてのドライバーはマクレガーのターニーでシャフトはスティールでした。2度目がマルマンのパーシモンでシャフトはカーボンとケブラーのコンポジットで怖ろしく高価でした。当時はシャフトの新素材ばやりでカーボンシャフトが出ると一斉にスティールは姿を消し始めます。NASAの宇宙開発用新素材が市場に出回るわけですがボロンもそうでした。当初はNASAボロンなどと呼んでいましたね。その頃ゴルフシャフトよりもはるか先を行っていたのがフィッシングロッドの世界です。特にフライロッドではカーボンはとっくに標準でボロンのロッドもありました。ボクも手に入れましたが硬くて棒を振っているようで使えませんでした。ゴルフのボロンシャフトも姿を消します。

このM-50もボロンですがカーボンとのコンポジットでしょうね。これは1-3-4-5とまとめて買いましたが永く使いました。ジャンボがテーラーメードのメタルを使った頃から一気にパーシモンは姿を消しました。2度ほどメーカーに送ってリメイクしてもらいましたが新品に戻ります。97年になってもボクのバッグの中にはパーシモンが入っていました。97年のシーズン開幕に友人と三人で廣済堂(一人がメンバーでシングル)へ出かけましたが、ボクがドライバーを抜くと友人が“プロゴルファー猿がいるぞ~”爆笑になりまして・・・今思うと頑固ですが気にも入っていました。

廣済堂の帰りに三人で本町の二木ゴルフへ寄ってチタンドライバーを購入しました。以後ドライバーは何度も替えましたが今のオーダークラブが気に入っています。でもM-50への思い入れ程ではありません。いつか山ほど眠っているオールドクラブで遊んでみたいと思っています。ヘッドが小さくて重くてとにかく調子が合うのです。

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