pazuのノスタルジックな道具

愛着の道具と遊びの回顧録

HONMAパーシモン BIGーLB

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昨年秋から月に一度パーシモンクラブを握るようになってちょっとした発見がありました。いつかのTV番組で石川遼がパーシモン1Wでナンボ飛ぶってのがありまして確か250ヤード弱くらい。近代兵器だと300ヤードは飛ぶわけですからやっぱり飛ばないんだなと思いましたね。でもジャンボはもっともっと飛んでいたように思えたり。ボクの場合は遜色なく飛んでます。近代兵器より飛んでることがあります。同じコースを道具を替えて回ると疑心暗鬼になります。近代兵器のドライバーの飛距離が決定的に短いのではないか?パーシモンクラブは質量感があるというかヘッドに重みを感じやすくとにかく振りやすい。FWも同じで振りやすい、止まる。
 
40歳に迫ろうという頃(24年前頃)に周りはすべてメタルにかわりチタンヘッドの初めの頃でボクは絶滅危惧種の貴重なホンマのパーシモンの安売りを買い漁っている頃。友人と廣済堂を回った時に珍しい道具使ってるなあ、今どき木を使ってるのはオマエとプロゴルファー猿だけじゃねーのって笑われて..。言われて気がつくと実にそのとうりで周りはメタルを過ぎてチタンヘッドの時代。
 
その日の帰りに二木ゴルフへ直行してそのシングルの友人にドライバーを選ばせて。チタンヘッドに替えたての頃はまだ良かったのですがヘッドの急激な大型化、カーボンシャフトの軽量化などで徐々に悩みが深くなっていきます。仕事や環境の変化でゴルフから徐々に遠ざかり月一のつきあいゴルファーになります。しかしずっと迷宮を彷徨っていました。まあボクのような迷い子が増えればゴルフの市場は拡大するわけだね。道具よりスウングを変えなくっちゃね。簡単にシングルにはなれない難しさがゴルフの肝というか魔性といいますかね。地獄モードに入っていくわけです。100を切ったらゴルフにご用心、90切ったら家庭にご用心、80切ったら仕事にご用心なんて誰かが言ってたような。

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当時ホンマのBIG-LBはSuperBIG-LB、SuperpersimmonBIG-LBと進化して中空230ccにまで大きくなります。シャフトの★も1から4まで用意されていて★★★★になると178000円とかね。誰が買うんじゃー的怖れを抱きますがせいぜい★★ぐらいがせいいっぱいでね。でも美しい。ホンマのアイアンも美しいと思いますね。梨地の仕上げの質感なんてウットリします。とにかくお蔵で眠っていたボクのパーシモンクラブは大喜びです。たくさんあったパーシモンはパーシモン倶楽部の仲間にほとんど配ってきれいなものだけ残しました。