とても小さな灰皿です。20年ほど前に丸井今井そばの岩崎陶器店で見かけて購入しました。唐草の絵付けがとても美しいので以後お気に入りでした。タバコはショートホープを一日8～10箱を吸う超ヘビースモーカーでしたが10年ほど前に止めました。お気に入りの灰皿やライター類は友人達に分け与えました。この灰皿だけはデスクの上でクリップ入れとしての新たな役目を担って現在に至ります。
数日前に英国の磁器メーカーウェッジウッドが破綻しました。ウェッジウッドというとチャールズ・ダーウィンを思います。彼の母はウェッジウッド家の人で創業者の確か長女です。お堅いダーウィン家、自由な家風のウェッジウッド家。ダーウィンが父の猛反対をクリアして海軍調査船ビーグル号に乗り込めたのは彼の味方になって応援してくれた母の弟ジョサイヤⅡ世の力が大きかったようです。ウェッジウッド家の新進な気風がなければ『進化論』は生まれませんでしたね。ウェッジウッドを含めたヨーロッパの陶磁器メーカーに強い影響を与えたのは日本の有田や伊万里ですね。
