pazuのノスタルジックな道具

愛着の道具と遊びの回顧録

TOYOTA ランクルBJ46

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ランクルの40系(ヨンマル)は昭和35年から59年までの四半世紀にわたって生産されたロングセラーでした。戦後トヨタの海外販路を切り開いたのはクラウンでもコロナでもなくランクルでした。ランドクルーザーという社名はクラウンより歴史があります。当初トヨタジープという車名でしたが米国ウィリス社(三菱がライセンス)との商標抵触問題があって陸の巡洋艦ランドクルーザー命名されたものです。

白い帽子をかぶったヨンマルは愛しのランクルでした。三菱のジープにはない愛らしさと世界を制覇した風格がありました。紛争地にランクルありと言われますが極地が似合う絵になる車はランドローバーとランクルが双璧です。生産が終了する頃に一度購入を検討しました。遊びと平日は家内の買い物の足としてのクルマなので悩みましたが小ぶりなブリザードになりました。何年か経ってランクルのプラドが出た時に再度BJ46の中古もテーブルにのりました。悩みに悩んだ末に新型のランクルプラド、しかもオートマティックという苦渋の選択に至るのでした。家人の抵抗もあって恋焦がれても添い遂げることが叶わなかった愛しい人です。あれから二十年経ちましたが今でも欲しい!たまに街で見かけるとウットリ眺めてる自分がいます。

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