pazuのノスタルジックな道具

愛着の道具と遊びの回顧録

SEIKO SUS AGS

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自動巻き腕時計は腕の動きで内部のローターがネジを巻き上げて動力源としますがセイコーが開発したAGSはローターの動きがネジを巻くのではなく発電をします。クオーツにもかかわらず電池は不要。これは大発明かと思ったものです。この時計はSUSシリーズの中でもデザインが秀逸でした。文字盤も雰囲気がありますしつや消しのケースも美しい。リューズ(竜頭)の上のボタンはパワーインジケーターで押すと秒針が充電状態を表示します。セイコーがAGSの開発に成功したのは88年ですがこの時計は記憶では13~4年ほど前に店頭で見かけて他のAGSと2個合わせて購入したものです。初期型にもかかわらずノントラブルで活躍しました。オリジナルのベルトはカーフの皮製です。その後セイコーは自動巻き発電クオーツのAGSという呼称を止めてKINETIC(キネティック)に変更、統一しました。

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