小学生の頃はポケットにはいつも肥後の守が入っていました。そこらの商店や文房具屋へ行くとどこにでも置いてありました。刃にネバリがなく折れやすかったですが野遊びには必需品でした。低学年の頃はよく指や手を切りました。オピネルはフランス版肥後の守です。これは三丁目に今でもありますが川中スポーツで高校一年生の時に手に入れたものです。安くていいなぁって思いました。以来40年近く失くならなかったのが不思議です
ステンレスではないので錆びやすいのが欠点ですが切れ味は上々です。使ったあとはオイルをくれてやりますが40年近く経つと錆びは仕方ありません。グリップの木にも錆が染み込んでいます。自分の子供には肥後の守よりもオピネルよりもチョッピリ高級なナイフを与えました。鉛筆も削れない林檎の皮もむけない子供なんてのは薄気味悪いですからね。
