pazuのノスタルジックな道具

愛着の道具と遊びの回顧録

HONDA CR125

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平成になる頃だったと思いますが取引先の質屋さんへ顔を出すと社長がバイクいらないかい?って。そこは当時市内でも3本指に入る大きな質屋さんでいらないかと言われるブツとは流れた質草ということになります。裏手の大きなガレージ倉庫へ行くとベンツ、クラウン、バイクもロードレーサーからモトクロス、スクーターまでゴッソリ並んでいます。そこにあったのがこのCR125でした。リヤのサスペンションがなんともカッコよく車体も美しいと思いました。いくら貸したかを聞くと可哀そうなほどの安い金額でした。その頃の自宅が西区宮の沢の高台で近くに林道があったので遊べるなと思いお店のハイエースを借りてその日のうちに持ち帰りました。公道は走れません。

初めて乗った時には一瞬で立ち上がって慌てました。音がうるさくて近所でヒンシュクをかっていましたがバイク小僧だった友人が遊びに来た時にこのバイクを見つけてくれくれと甘えた声を出します。その歳いっぱい遊んで翌春その友人にあげちゃいました。彼とともに新潟、仙台といっしょに転勤して歩いたそうです。あまりのじゃじゃ馬ぶりにボク程度の腕では泣きが入っていたというのが本当のところです。四輪と違って二輪のドライブは下手くそでした。