方位目盛りが読み取りやすいのでミラータイプを使っています。コンパスはシルバとスントでシェアを占めているようです。今時ならハンディGPSがあるので目標物の見えない霧に囲まれた場合などには威力を発揮するのでしょうね。ボクもハンディGPSは持っていますがもっぱらボートフィッシングで爆釣ポイントを記憶させるのに使っています。山へは重いので持って行きません。
意外に思うかも知れませんがコンパスは地球の北極点（真北）を指してはくれません。磁北は極点からずれています。北緯４３度の札幌近辺を例にとると真北（極点）をみて西側へ９度ずれています。地図は地球の回転軸にそって経線が引かれているのでそこにいくらコンパスを当てようと自分の位置には誤差がでます。北へ行くほど偏差は大きくなります。したがって目的の山周辺の地図には自分で磁北線を何本か入れておく必要があります。札幌近郊だと西偏９度なので３５１度方向ですね。もっとも偏差修正装置のついているコンパスも出ていますので事前に修正ネジを回しておくだけで地図上の経線に当てるだけでOKです。山に行く人や船に乗る人には常識でしょうが。
