pazuのノスタルジックな道具

愛着の道具と遊びの回顧録

G・SAKAI 出刃

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キャンプでの調理はほとんどの場合ぺティナイフで済みますが魚の処理はやはり片歯に限ります。本当は割り込みの和包丁が一番ですが野外道具は使わない時は倉庫かガレージでほったらかしなので和包丁だと錆にやられてしまいます。このガーバーサカイの出刃はステンレスなのでアウトドアにはもってこいです。重量もあるのでタラバでも鳥でも骨ごとぶった切れます。一度キャンプへ出かけると喰う、飲む、寝る、釣るが楽しみのほとんどですが特に喰うには作ると飲むも付随するので楽しみ二倍というわけです。

バリバリのサンマを三枚におろして刺身を作っていると友人が身の削ぎ方が逆だ、それだと小骨がうるさく感じて口当たりが悪い、たのむからオレの言うことを聞けと小骨よりうるさい。たまねぎをうすく切って皿に敷いてその上に削ぎ切りにしたサンマをきれいに並べて醤油と一味唐辛子で食します。たまねぎの辛味と唐辛子の辛味がいい具合にサンマに合うのですね。ウマイと言うとだからオレの言うこと聞いてよかったべと得意満面です。でもあの昔にサンマの刺身を食べてる人間なんてボク等以外に見たことも聞いたこともありませんでしたね。最近はスーパーでも売るようになりましたね。友人がオトナの頭ほどのホンマグロの頭を寸胴で煮込んで大皿にドッカ~ンとおいて・・・これはなんという料理だと聞くとツナヘッドスペシャル・・・大爆笑でした。目玉がゴルフボールより大きくてあれのまわりのゼラチンが美味かった。