pazuのノスタルジックな道具

愛着の道具と遊びの回顧録

背負い籠Ⅱ

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四角い背負い籠は磯や防波堤の釣りに便利なので使っています。釣り道具が入ったタックルボックス、調理用具が入ったタックルボックスを2段で収めて後はまな板、ストーブ、ランタン、食料、衣服・・・諸々を詰め込みます。これを背負って空いた両手の片方に釣竿、もう一方には七輪を容れたペール缶をぶら下げて釣り場へテクテク向かうのがいつものスタイルです。ネット装備で磯場で転倒しても荷が散乱しないので便利です。

ざるや籠、わらじ、ほうき等の生活雑貨を扱ったお店を“荒物屋”といいますが北海道ではとっくに絶滅しているので道外の旅先で見かけるとうれしくて飛び込んでしまいます。馬籠や妻籠の中仙道や戸隠のようないかにもレトロな観光地のお店にぶら下がっている竹籠はほとんどが日本の職人の手によるものではありません。関東周辺では千葉と静岡は竹細工が盛んです。駿河の千筋細工が有名ですがこの背負い籠は成田山新勝寺の参道にある藤倉商店で買ったものです。ネット販売もされています。