pazuのノスタルジックな道具

愛着の道具と遊びの回顧録

野遊び道具

♨温泉・湯治

まあ道具ではありませんが野遊び道具ということで。 会社勤めの頃は温泉というと恒例秋の観楓会ぐらいでわざわざ家族を連れて温泉場に出かけるということは稀でした。その観楓会にしても飲り過ぎて翌日は後輩の幹事にお願いだから起きて下さいと揺すられて、…

背負い籠Ⅲ

腰痛が中々良くなりません。すでに10日もぐずぐずして何やらの不気味さに戸惑う弱気なボク。意を決して一昨日から歩くことにしました。一歩一歩ストライドを大きめにして腰椎を動かすようにして、痛いけどリハビリーです。ただ住宅地を歩いても面白くない…

麦わら帽子

子供たちは夏休みが始まりましたね。ボクの子供時代は来る日も来る日も朝から晩まで海に潜っているわけです。夏休みが始まるとすぐに母親に時間割を作らされ明日からは自分で決めたとおりにやれ!とキツく念を押されます。ボクの時代は夏休み帳という宿題があ…

ナガサ-西根稔

永らくアップしておりませんね。”一寸の光陰軽んずべからず”ですがあまりに時間の流れが早くて戸惑っています。成人以前の少年期は早くオトナになりたくてウズウズしておりましたが時間は極めて緩慢にしか流れませんでした。いったん20歳を過ぎてしまうと時…

キャンディボックス

錆びついてボロボロのキャンディボックスです。実家のガレージの工具入れの引き出しの奥から出てきました。これはボクの子供の頃のタックルボックスでこれを握り締めて走り回っていました。中に入るものは主にビー玉、パッチ、釣りの仕掛けの三つです。密閉…

ビー玉

子供の頃は雪がある間はスキーや山スキーで満足していますが春になって雪解けが進んで土が顔を出し始めると即ビー玉遊びが始まります。ボク等のルールは2個もしくは3個の直径10センチメートルほどのホールを作って順序はかまいませんが全て入れてからでない…

竹スキー

昨晩は店の仲間と飲みながら世界フィギアの中継を観ていましたが苫小牧、十勝、釧路方面出身者のスケートの腕自慢が始まり盛り上がりましたがそのうち雪スケートを知ってるか、竹スキーは知ってるかという話題になりましてさらに盛り上がるのでした。ボクが…

背負い籠Ⅱ

四角い背負い籠は磯や防波堤の釣りに便利なので使っています。釣り道具が入ったタックルボックス、調理用具が入ったタックルボックスを2段で収めて後はまな板、ストーブ、ランタン、食料、衣服・・・諸々を詰め込みます。これを背負って空いた両手の片方に釣…

背負い籠

外遊びでクルマから距離がある時はこの“ショイカゴ”に限ります。バックパックにして口はいつもオープンでなんでもぶち込めますし濡れても平気です。濡れて困る衣類などがあれば大き目のビニールゴミ袋をかければOKです。竹フェチなので生えてる竹も竹細工も…

ヤス

今年の夏休みシーズンも終わりましたが小学生の頃の夏休みの思い出は圧倒的に海です。少し潜れるようになると目の前を魚が横切ります。よく見たのはタナゴで数匹以上で群れてある一定のルートを回遊しているようでした。貝を起こしたりするとどこからともな…

アワビおこし

貝起こし、磯ガネ、磯棒、アワビカギ・・・地方によって色々呼び名は変わるようですが岩に張りついた鮑をはがす道具です。小さい頃の夏休みは毎日海で過ごしましたがボク等の勲章はアワビでした。ある程度深く潜れるようになると青ツブやバフンウニはわけも…

肥後守 ヒゴノカミ

昭和の男子必携のフォールディングナイフです。安価でナイフの使い方を知るには最適だったと思うのですが刃物はアブナイという風潮が蔓延していつしか姿を消してしまいました。しかしいい年齢になって老後の心配をし始めた昭和の子供達にはいまだに人気があ…

虫籠

夏休み時期になると店先にぶら下がるのは水中メガネ、浮き輪、虫取り網、虫かごなどですが一番古い記憶では最初の虫かごは竹ひごで出来たものでした。小学校に入る頃には急速に竹の虫かごは姿を消して木に金網を張りつけた虫かごが登場しました。じきにブリ…

水中メガネ

いま頃の夏休み時期になると幼い頃を思い出します。“夏休み”という言葉は男の子を高揚させる響きがあるように思います。ボクのイメージはキリギリスの鳴き声で幕を開けます。祖父母の家、麦わら帽子と下駄と入道雲と海のニオイ、そして水中メガネですね。小…

マキリ

マキリは間切りなのか魔切りなのかマタギ語なのかは知りませんが漁師包丁ですね。船に乗ると漁師は魚をさばいたり網の補修で糸を切ったりに使っています。市場の仲買いの加工場に行くとパートのオバチャンたちが素晴らしい速さでホッケを開いていますがこれ…

腰籠

山菜採り用の腰籠です。右側が根曲がり竹で小樽の竹材店のオヤジが編んだものです。根曲がり竹は丈夫で左側のように面取りをしていないので使い込んでいくとアメ色になって雰囲気が出てきます。ボクは山菜取りといっても人に貰うのが専門で自ら採りに行って…

ズックの魚籠②

昭和の子供たち御用達の雑魚用の魚籠です。釣具屋さんの店頭に竹の一本竿が束になって立てかけてあるのを真剣そのもので選びに選んで真っ直ぐな一本を見つけ出して・・・釣具屋のオヤジにあの頃は何十円払ったんだろうか。30円とか50円くらいでしょうか。先…

アングラーズハウス ニーブーツ

アングラーズハウスとの出会いのウェーダーだったと思います。フライ用のソックス型ウェーダーとウェーディングシューズが最初でその後ネオプレーンのチェストハイウェーダーでした。ネオプレーンは寒冷期用で通常のウェーダーもその後に用意しましたがこち…

牧野式根掘り

近所の居酒屋へ溜まっているリタイヤ世代の主要話題は山菜採りです。特に今年は雪が少なく開幕も早いようで最初のターゲットはアイヌ葱のようです。ボクは山菜取りはあまりやりませんがキノコ採りはたまに出かけます。他の山菜と決定的に違うのは“キノコは人…

ズックの魚籠

クルマのトランクにはコールマンのポリライトクーラーをいつも積んでいます。中身はシマノのバッカンと川遊び、磯遊び用の小道具と獲物を入れるこの魚籠です。ズックには懐かしい子供の頃の味わいがあります。折りたたみが出来て川や磯に放り込むと生け簀に…

箱メガネ

小学校の3年生頃でしたが川でのカジカ突きにけっこう夢中になりました。割り箸や棒に大きめの縫い針をはさんで糸で巻き込んでセメンダインで固めて・・・海で潜る時の水中眼鏡を手で持って水中を覗くとそれはきれいでした。バケツを持って突き棒もって頭に…