pazuのノスタルジックな道具

愛着の道具と遊びの回顧録

ポンポン船

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かすかに記憶にある幼い頃のブリキのホビーです。風呂に浮かべてポンポン動き出すと不思議でなりませんでした。ローソクの炎がどうして推進力になるのか理解できません。同じように地球ゴマというものがあってなぜ糸の上を倒れないで綱渡りが可能なのかやはり不思議でした。ポンポン船の原理は中々の科学でして細いパイプが二重から三重螺旋になっていて両端が水中に入っています。螺旋部分をローソクで熱すると水蒸気が発生して外部へ排出、と同時に水が逆流吸込みがあって再加熱、噴射というサイクルを繰り返すボイラーのようなものらしいのですがシンプル過ぎてサッパリ解りません。いっそエンジンの方が解りやすいのですが・・・でもこういう科学を内在するホビーが無くなりましたね。日光写真なんてのもありました。小学生も高学年になるとゲルマニュウムラジオなるシロモノがあって、あれはいったいなんだったのでしょう?夜中にベッドで音を聴いては喜んでいましたが・・・

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