pazuのノスタルジックな道具

愛着の道具と遊びの回顧録

SHIMANO バイオマスターXT

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シマノにステラが登場してスピニングが劇的に進化するとステラ以下のシリーズも仕様が同じなので廉価番までレベルアップしました。その中でもバイオマスターは価格も手ごろで主力というか普及番といったところでした。これは3000番ですがモデルチェンジ後の2代目あたりでしょうか。カラフトマスで使用したものです。“アジ”は別にして使い勝手とクオリティは文句ありません。ベイルアームを内側に配したデザインも中々だと思います。キャスト後にベイルを起こしてハンドルを回したときのフリクションはゼロです。最初は違和感を持つくらいの精度です。今はさらに進化してモデルチェンジを幾度重ねたのかは知りませんが・・・

仲間と行く釣りは組み合わせの妙というものが絶対的に存在していて釣果を支配します。AとBと一緒の時はBが釣れて自分には全くアタリが来ない、BとCと一緒のときは自分が爆釣でBは坊主とかある一定の法則があります。これは何度も起こるので法則といいました。ある年に知床のオシンコシンの滝下で帯広から来ている自営業の親子に1ヶ月の間に三度会いましたがいつも全く釣れません。当時小学生の息子が形のいいセッパリマスを3匹もあげているのにその親子だけは不思議なことに釣れません。たまりかねて30歳くらいの息子の方に一度親父を帯広に残して友達と来てみたら、たぶん釣れるよ、親父が悪いんじゃなくて組み合わせなんだと言いましたら確かに先週だけは友人と来たけどすごく釣れました、とのことでした。

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