pazuのノスタルジックな道具

愛着の道具と遊びの回顧録

アクメ ホイッスル

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山遊び用のディパックの中に放り込んであります。これを思い切り吹くと空気を切り裂くようなケタタマシイ音が出ます。誰しも異常事態発生かと戦慄する音色です。パックには熊鈴をぶら下げているので未だ眼前に熊が現れたことはありませんのでこれを鳴らしたら熊がビビるものか逆上するものかは見当もつきません。でも仲間に知らせるには威力がありそうです。ヒグマが泡を吹いて逃げ出すのはヘビなので臆病なボクはパックにゴムヘビも入れてあります。これがモロにリアリティがあって・・・一度クマを驚かせて泡を吹かせてみたいというアホな願望はあるのですが実際クマと対峙したらなにも出来ないでしょうね。友人が山菜取りで異様なニオイに気づいて振り返ると7~8M先にクマがいて目が合ったらしいのですがとりあえず身構えたもののあまりの恐怖で髪の毛一本一本が逆立っていくのがわかったと話していました。震える声で「帰れ、山に帰れ!」と言ったら笹薮に消えたそうです。クマにしてみると「ここは山だ、オマエこそ帰れ!」ですよね。

このホイッスルは市街地で吹いてはなりません。もし人通りの多い札幌駅の改札あたりで思い切り吹いたら一瞬で数百人の動きを止められそうです。