pazuのノスタルジックな道具

愛着の道具と遊びの回顧録

南部風鈴

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今朝は唯一畑に植えたサヤエンドウの初収穫でした。油炒めは風味が濃くて美味かった。でも収穫は長雨と低温が祟ってこれをもって終了という寂しさ。うって変わってこの一週間は連日の猛暑で逃げ場がありません。パチンコ屋さんは涼しいそうですが嫌いなので自宅にエアコンを設置するしかありません。北海道の住宅でエアコンなど考えも及びませんでしたが近年の温暖化で設置家庭が増加しているようです。お年寄りのいる家庭は要設置でしょうね。お犬様のために設置する家庭が多いようです。

夏は団扇と浴衣と花火と風鈴です。線香花火と風鈴の音と虫の声は秋風を予感させましたが今は違います。秋を通り越して来る大雪の到来を即予感させます。でも風鈴の音色は良いものです。南部風鈴は小さい頃から家にありましたが今は三個残っていて家の風の通り道にぶら下げています。それぞれに音色が微妙に違います。

 

明珍火箸というものがあります。これを使用した火箸風鈴はスティービー・ワンダーも絶賛する音色です。よくこういった構造のドアチャイムがありますが音が尾を引きます。近くで鳴っているのに遠くでなっているような趣のある音色です。水琴窟というのも涼を求めるものですがこの音色も好いものです。日本人の感性のなせる業です。



くろがねの秋の風鈴鳴りにけり  蛇笏