pazuのノスタルジックな道具

愛着の道具と遊びの回顧録

ノースフェイス Antarctica

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この季節の愉しみは極寒のワカサギ釣りです。最近とんとご無沙汰で準備万端整っているのですがいざ休日になって天候もそこそこになっても気が萎えてしまいます。ホームグラウンドは石狩なので一日中地吹雪は当たり前で条件は過酷です。5〜6人用の専用大型テントも用意しましたがまず強風で張るのが大変。基本七輪を囲んで各々バーボンボトルのラッパ呑みが基本ですので魚の干物やら釣れたワカサギの天ぷらやらで盛り上がりますがじきにテント内の温度が上がって足元が水浸しになります。暖かくて指先も凍れなくて楽なのですが決定的にワイルド感に欠けるのでテントの使用は2度目でやめて従来どおり露天スタイルに戻しました。

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イヌイットのイグルーのように雪のブロックを1.5メートル程度の高さを3メートルくらい半円状に積んで風除けにします。地吹雪は石狩湾側からいつでも一定方向で強くなると体感温度は-20度くらいになる。そうなるとバーボンの味も数段増します。しかし寒さで身体と指先がやられます。このダウンパーカはこれでもかってくらいダウンが詰め込まれています。ダウングースとはいえ驚く程の重量感があります。アンタークティカ(南極大陸)ってくらいですから極地仕様ですね。タウンユースなどにはオーバースペックで完全不向きですね。ボクの場合はワカサギオンリーです。真冬の星空を眺めるにも良いかもしれませんね。これは初期型で2000年頃のデビューだと思います。ところで下半身はどうなってるかって?これも骨董品のモンクレールのモッコモコのダウンパンツです。指先はサシやイトミミズを餌に極小の秋田狐(針)に付けなければならないので素手でなければ無理です。なのでグローブにも試行錯誤がありましたがゴム手袋になりました。それはまた今度。

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