昔マリーナにマイボートを係留している人たちにはPENNは絶大な人気がありました。マリーナのメンバーにはマグロ(積丹のホンマ）しか狙わない人もいましたが夏場以降はヒラメがターゲットになります。ヒラメはカレイと似て非なるもので肉食獰猛果敢で底に張り付いて上を泳ぐオオナゴなどを襲います。身体を二つに折り曲げて飛び上がるそのジャンプ力（というのかどうか）とスピードは中々のもので剽悍という感じです。
ヒラメ釣りには狂いました。最初はうっかりヒラメの口をつかんで指から血がドボドボたれて・・・（笑い）鋭いのこぎり歯をもっていますからね。テックイに手を喰われてちゃシャレになりません。道具も変わりましたがセネターは最初にヒラメ専用に用意したものです。PENNは質実剛健、重厚長大というかスプールまでステンレスですから重いのです。後にボクもカーボン製リールに変えましたが雰囲気と云うか存在感が別格です。これに対抗出来るのは唯一アンバサダーの6000番、7000番あたりでしょうか。
北海道のヒラメ釣りは独特でバケ（テンテン）を使います。オオナゴの生エサを一般に使いますがボクは一度も生エサを使ったことがありませんでした。最後まで疑似餌で通しました。次回からヒラメ道具を載せてみます。
