最初に自分で購入した一眼レフはこのFEだったように記憶しています。マニュアル機ニコンＦはすでに持っていましたがアウトドアでの機動性を考えて小型の露出計内臓のＦＥにしました。その後Ｆ３、中古のＦ２フォトミックとニコンのボディだけで４個所有しましたがアウトドアへいっしょに出かけた回数が一番多かったのがこのＦＥです。ほとんどはこれにマイクロニッコールの５５ミリをつけて釣り上げた魚や花や虫、風景を撮っていました。小さくてもニコン、作りがカッチリしていました。より小型が欲しくてＥＭに手を出したことがありましたがあれは好きになれませんでした。
ＦＥは絞り優先オートで絞りさえ決めればあとはカメラまかせです。アンダー、オーバーは露出補正リングで。今と違いマニュアルフォーカスですが・・・子供に携帯用のレフ板持たせてゴッセンで露出を決めてマニュアル撮影なんてのもしましたね、ジッツオの一脚もって、たいていは野の花と昆虫です。ファーブルさんですね。いいなと思える写真は10回シャッターをきって一枚あるかなあ。当時は現像という段階があるのでデジタルカメラの便利さに比べるとちょっとしんどい時代でした。
