pazuのノスタルジックな道具

愛着の道具と遊びの回顧録

Sプロ スタビライジング

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ダイビングを始めた頃はタンクはハーネスで背負って浮力調整は首輪式のBCをセットして股間から体中ベルトが絡み付いてSMの世界かってくらい。ジェームス・ボンドならダイビングスーツの下にイブニングスーツを着こなして水中からパーティーに登場でカッコいいのですが当時のボク等は職業漁師然としてスポーツダイビングって感じじゃなかったなあ。スキューバプロからこのスタビライジングジャケットが70年代後半頃に出るとスタイルがよくなりダイビングも楽になりました。非常用レギュレータ(オクトパス)もジャケット一体なのでスッキリ。以前は浮力は胸側のみでしたがジャケットになると背中側にも浮力が発生するので水中姿勢もとりやすくまさに画期的でした。この頃からオペロンが登場してウェットスーツもカラフルになっていきます。

Sプロは数々のアイデアでダイビングを変えてきましたが品質も文句なしだと思います。スキンダイビングで最初にSプロの排出弁付のスノーケルを使ったときも感動しました。サナバガンでしたでしょうか。太目のショットガンもお気に入りでした。スキューバダイビングはもうやめましたがたまにスキンダイビングでもいいから無性に水中に潜りたくなる時があります。15Mくらいはいけましたが今はどうでしょう。まぁ3Mでも水の中は別の世界ですからかまいませんが・・・