pazuのノスタルジックな道具

愛着の道具と遊びの回顧録

snow peak フィールドクッカー

f:id:Qjiro:20200320102143p:plain
キャンプの楽しみのひとつは食べることですが焼肉ばかりではすぐに飽きますし芸がありません。キャンプを始めた頃は家のデカ鍋をもって出かけていました。火力は木炭や焚き火を利用します。でもその頃のワイルドな雰囲気が好きですし野営の愉悦だと思っています。そうは言ってもテント泊が2泊くらいならいいのすが3泊から7泊を超えると食は切実な問題になってきますので調理器具もそれなりに必要です。イワタニから20年くらい前にカセットボンベで24時間もつ冷蔵庫が発売になって以来肉や魚介の食料保存が容易になりました。キャンプも回を重ねていくと徐々に日常の食事を欲するようになって特に朝食は定番に帰っていきます。ご飯、味噌汁、納豆、玉子、香の物・・・特に漬物は毎日のように漬けます。肉ばかり食べていると茶漬けを食べたくなるので漬物は欠かせません。炭で焼いたサンマに大根おろしは泣けてきます。厚切りのトーストと目玉焼きに冷やしたサラダも美味いですね。友人が入れ替わり登場するので毎晩が焚き火宴会で二日酔いが続きますが翌朝はキンキンに冷えたスイカがベストです。

このスノーピークのクッカーは秀岳荘で一目惚れして購入しました。当時としてはアウトドア用には破格の品質でした。3個セットの一番小さい鍋をはずしてユニフレームのご飯クッカーに替えて収納して、さらに30cmの大型寸胴の中に収納していました。寸胴の底には中華ナベが収まっています。うまいご飯を炊くのに吹きこぼれのない圧力鍋を使っていましたが圧力が高すぎてお米のでんぷん質が黄変してあまり美味くありませんでした。このクッカーも使い過ぎてフライパンのテフロンはとっくに剥げ落ちてボロボロです。火力が強いとナベ底が急激な膨張でベコベコ音を立てるのでまだまだ鉄板が厚くてもいいようです。ボクとしてはアルミ鍋が好みです。今はひと回り小さい別のクッカーを使っています。スノーピーク製品とのつき合いはこれが最初でした。

f:id:Qjiro:20200320102208p:plain