高校生2年生の時にお気に入りのネイビーのブレザーにつけていたエンブレムとボタンのセットです。ネクタイメーカーの菱屋のものです。当時はトラディショナルスタイルに凝りに凝っていてあの当時はメンクラがお手本だったのかな。Kentのくろすとしゆきさんが先生で。最初のブレザーはVANのネイビーでしたが修学旅行のときにキャメルを新調して京都へ行った記憶があります。メーカーはたぶんニューヨーカーだったと思います。当時の札幌ではKentショップもありませんしREGALショップでさえありませんでした。ボクのロファーは東京で買ってもらったものですが友人たちはハルタが多かった。まもなくKentが手に入るようになってJプレスが着られるようになったのはマルサに帝メンがオープンしてからでその頃にはリーガルショップもオープンしましたね。
つま先から頭のてっぺんまでキメていましたがあの頃授業そっちのけで勉強した服装の基本、着こなしが今でもボクの中にあります。正統があってこそ“くずし”も生き(粋)るのですが最近は崩れっぱなしです。それにしても当時のフランネルの生地は価格のわりに上質だったと思いますね。ダブルのニューポートも着ましたがシングルブレストはシルエットはウエストの絞りなしでナチョラルショルダー、フラップ付きパッチポケット、センターフックベントにメタルの三つ釦というのが金科玉条でした。