pazuのノスタルジックな道具

愛着の道具と遊びの回顧録

KANDAHAR カンダハー

f:id:Qjiro:20200323140052j:plain
気の早いオーンズは昨日オープンしたようです。小さい頃は犬といっしょで今頃は雪が待ち遠しくて早くスキーが滑りたくてバタバタしていたものですが最近はうっとうしい季節です。最初に履いたスキーはフィットフェルト式で革の締め具でした。踵が固定されない今の山スキー用締め具といっしょでテレマークターンが基本なのでしょうがおかまいなしでギャップではしばしば宙返り一回転着地になってビックリしたものです。小学校3年生頃になってカンダハー付きの板を買ってもらいます。アジアかハガの板で金属エッジはなかったと思います。それでもヒールが固定されるので素晴らしく上達したようで思い通りにターンが出来る快感に酔ったものです。高学年になってエッジ付きの板を手に入れると大満足でしたがただの滑りに飽きると誰も来ない山奥の斜面に秘密のシャンツェを作ります。家からノコギリを持ち出してかなりの木を切り倒しましたが今思うとヤバいですね。ジャンプの場合はヒールのワイヤーフックからワイヤーをはずしてヒールが浮くようにして前傾をかけて飛びます。さすがにその頃はバンザイスタイルではなくて手は腰に付けて飛びましたがそれでもボクのシャンツェは17Mが精一杯でそれ以上飛ぶとランディングに難があってとてもアブナイ場所でした。

f:id:Qjiro:20200323140022j:plain

f:id:Qjiro:20200323140158j:plain