pazuのノスタルジックな道具

愛着の道具と遊びの回顧録

斧 Axe その2

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長年愛用の斧は斧自体の重さは1.7kgほどですが柄が通常より短く60cm程度で振りきれます。ヘッドスピードが上がって狙い目を外しません。刃先の角度も大きくよく割れます。鋭角な刃の斧は木に喰い込んで抜くのに余計な体力と腰を消耗します。

今回折れた柄を抜くのは中々困難でバーナーを使って焼きました。雨ざらしのツルハシの柄はスポンと外してから電動カンナで四角に削って超キツめにして大ハンマーでぶち込みました。内側の隙間には紫檀に似た硬い木のクサビを打ち込んだので我ながら良い出来でした。前より柄が長くなりましたがとりあえず復活したわけで愛着は以前にもまして深くなりました。ここでも洋物よりは和物志向が強くなりAXEよりはマサカリということのようです。何処の鍛冶がいつの頃に打ったものでしょうね。それにしても割る薪がもうないのだ。

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初雪が明治以来の遅さで今日でタイ記録となったようです。朝陽が低く強烈に部屋に差し込みます。これから自宅の薪ストーブの到着を待って設置作業があります。120キロ近い鉄の塊をどうやって運ぼうか?考えただけで腰が疼きます。発注直後にホンマのストーブを貰ったのですがいかんせんタイミングが悪い。もう少し早かったらストーブの予算で新しいチェンソー買えたのにね。斧やらストーブやら今月はずいぶん人からいただく月です。歳を取るとビョーキとビンボーを気遣って周りが優しくなるのかな。