pazuのノスタルジックな道具

愛着の道具と遊びの回顧録

ダルマストーブ

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同棲中の35年ほど前に同棲相手の知人からオガライト(オガクズを圧縮した木質系燃料)をストーブ付きでもらってくれないかという話がありました。その量がすごくて腰が引けましたがダルマストーブが懐かしくインドア焚き火が出来ると考えトラックをレンタルして運んできました。その後オガライトとともに数度引っ越ししましたが重さに辟易しました。

当時の暖房は煙突式灯油ストーブがスタンダードで徐々に壁置きのFF方式が出始めてボクは熱効率が悪い煙突式からGEのFFヒートロンを使い始めたばかりでした。その頃住んだ先々の借家にはまだ集合円筒があったのでこのダルマストーブを居間の一等地に設置してオガライトで焚き火を楽しみました。ずいぶん燃やして楽しみましたが常時焚きませんので大量のオガライトの在庫が底をつくことはありませんでしたが子供が生まれて薪ストーブは止めました。オガライトは友人たちにキャンプ焚火用に分配処分しました。1パックが紙袋に入ってナイロンベルトで梱包してありますが同量の薪に比べると断然重量があります。カロリーが高くて暖かで火持ちが良いです。ボクら世代の北海道人はストーブには郷愁を感じるものです。ストーブのそばに団欒がありました。デレッキや十能も名脇役でした。デレキでよく叩かれました。

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