25才頃にダイビングを初めて数年たった頃に水中で写真が撮りたくて撮りたくて堪らず購入したものです。このカメラで夢中になって水中生物を写してた頃が懐かしい。ニコノスは生産中止になったはずですが今の時代らしく屈折率補正オートフォーカスのデジタルニコノスがあればフィルム枚数を気にすることなく思う存分撮れるのになあって思います。でもデジカメをハウジングに入れたほうが早いかな。
ストロボを付けたニコノス一式を持ってヤスを持ってデカイ袋を持ってなんにも気にならないのですからタフと云うかアホと云うか・・・カメラに収めた巨大アブラコを次はヤスで仕留めて胃袋にも収めるというエゲツナサです。でも水中はある種異次元ですから美しいものを沢山見せてもらいました。技術的なカメラのテクニック云々になると難しいです。レンジファインダーのマニュアルフォーカスですから面倒でおまけに水中の屈折率が焦点距離に影響します。現像してはガッカリでピンボケが多かった。積丹のローソク岩には漁師の船を借りて20回は渡りましたね。民宿やましなのオババが懐かしく思い出されます。ずいぶん前に亡くなりましたが・・・合掌。