pazuのノスタルジックな道具

愛着の道具と遊びの回顧録

TOYOTA カムリSV35

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カムリの30系がデビューしてすぐに購入しました。このカムリから始まるこの頃のトヨタは設計段階からバブル景気の最中でコストがふんだんにかけられていてとにかく豪華でした。クラウンから小型のカローラⅡまで一貫してそういう時代でした。次のモデルになるとすでにバブル崩壊後でコストの削減はシロート目にも明らかでずいぶん不平不満がディーラーにもあったようです。

このカムリのエンジンは前のSV20系と同じ3S-FEで不満はありませんでした。当時はエアバッグ、ABSがまだメーカーオプションでしたのですべて付けました。4WDはべベルギア式センターデフのフルタイムでボクとしては前後輪のトルク配分の調整が可能だったらうれしかったのですが50:50の固定です。シルバーが微量バイオレットを溶かし込んだような妖しい色でしたがボクは好きでした。重量からみても4WDのZXで1.4トン超えですからいかにオーバークオリティだったかわかります。ちなみにこの次の40系では150kg以上も軽量化したはずです。重いわりには燃費は悪くなく冬季の市内走行ではカローラ100系4WDより実は燃費データが上でした。好き嫌いは別にしてとにかくトヨタは頑丈でクオリティの高さはすごいと思いますね。