これのおかげでキャンプが楽になりました。屋外に持ち出せる冷蔵庫です。家庭ではAC電源、クルマではDC電源というのはそれまでにもありましたが電源のない野外でも冷却機能が働くのはこれが初めてでした。エネルギー源はカセットボンベです。ガスを燃やしてヒーターを加熱してアンモニアガスを発生循環させて液化、気化を繰り返します。驚くことにカセットボンベでジャスト24時間冷却します。カセットボンベ1パック（6本）あれば1週間近く滞在も可能で実際これが登場してからは7日以上のキャンプが当たり前になりました。記憶では少なくとも22年以上前の骨董品ですがいまだ現役で最近は寝室に置いて使っています。発売と同時に購入しましたが小ぶりの家庭用2ドア冷蔵庫より高かったと思います。このあとにモデルチェンジして持ちやすくなったブルーのモバイルクールも購入しましたがそれは今は手元にありません。いちおう製氷皿もついています。この吸収式冷却システムは1925年のエレクトロラックス社の発明です。
