pazuのノスタルジックな道具

愛着の道具と遊びの回顧録

オリベッティ LETTERA35

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赤いバケツのバレンタインはプラスティックでキーボードがほぼむき出しのデザインでしたがこのレッテラ35はキーボードが本体の中に収まってボディの材質はアルミ鋳物でかなりの重さです。1972年製でマリオ・ベリーニのデザインです。おとなしいデザインですが破綻がなく機能的で美しいです。今改めてキーを叩いてみるとかなりの指力が要求されます。一定の力で強く叩かないと印字の濃さがバラつきます。まあそれも味ですが。字体が温かくていいですね。バレンタインがなくなれば違う友人がこれを持ってきます。捨てるに捨てられません。大昔はタイプライター一級とかあったのでしょうか。そういえば昔は珠算一級に血道を上げているのがクラスに一人や二人いましたっけね。ボクにとってソロバンは敵同然です。才能もゼロ。腹いせにローラースケートにして廊下を滑っていましたら教師にゲンコツくらうで暗い思い出がばかり。7級を4回落ちてバカのレッテルを貼られたも同然でノイローゼ状態。しかも最初の7級を一度でも落ちたのはボク一人だけ。試験は頻繁にあるわけでなしでそれを4回。今になって思えばよく毛が抜けなかったものだと感心します。
 
エンゼルスの大谷がついに20号に到達しましたね。トラウトとアベックホームラン(かなり古い言葉だね)です。今日は良い日だ。