pazuのノスタルジックな道具

愛着の道具と遊びの回顧録

集合煙突

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集合煙突は北海道の中高年世代には懐かしいひびきがあります。今の寒冷地住宅にはそんなものはありません。今朝は意を決してトラックを借りて薪ストーブの受け取りに向かいました。フォークリフトで積み込んでもらって戻るととりあえず薪小屋に下ろすことにします。トラックに除雪機積み込み用のアルミラダーのフックをしっかりかけてラダーにコンパネを敷いて滑らす方式で下ろすことにしました。一人でこの角度を押さえることが出来るものか?梱包重量125KGと書いてあるし…あっ腰ベルトを忘れてた!で巻いて思い切りキツく締めて倒しにかかりますがなんて重さなんでしょうね。倒した瞬間に下まで滑り落ちました。押さえながら滑らすなんて甘い考えで危うく足を潰されるところでした。今度は立てるのですが起こせません。なんとか死力を振り絞って起こすと腰に妙な鈍痛のようなイヤな気分です。揺すりながら移動して作業は強制終了です。冷や汗ものです。しばらくはこのままにしておこうという事で急に炉台の下の床強度が心配になりだして陽だまりのベッドの上で横になって考え込んでいるうちに寝入っちゃいました。
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30分ほどで目が覚めるとふと別のアイデアが浮かんでそういえばガレージにもう一つもらったばかりのホンマのストーブがあったではないか。アレの煙突径は120か?106か?で測ってみると106サイズ。型番はEV-203というらしく現行品で重量は60kgらしい。これなら軽いしダッダッダッやらなくても集合煙突にそのまま繋げられるではないか。よし今シーズンはこれでいこうと再度集合煙突入り口から寸法を測るとどうも入り口とカーテンが近過ぎて気分がよろしくない。1メートル程の断熱二重煙突を作っちゃえということでホームセンターに走って150ミリのスパイラルダクト管と内径100ミリのセラカバーと106ミリ煙突を買って戻るとグラインダーでカットして煙突をセラカバーで包んでスパイラルダクトに挿入するとドンピシャリで黒の耐熱スプレーをして1時間弱で出来上がっちゃいました。集合煙突に挿して天井に吊るしてお昼ギリギリで作業終了です。つくづく疲れる毎日です。午後からは安息日とします。薪ストーブなんて今時バカじゃねーのって言われそうですがバカなんでしょうね。好き者の道は過酷です。