トランギアのアルコールバーナーがリリースされたのは戦後まもなくの50年だそうです。今でもスウェーデン軍の支給品じゃないのかな。燃料はアルコールです。サイフォン用に使われる燃料用アルコール(プロコール)を使いますが消毒用アルコール(エタノール)でもかまいません。どこの薬局でも必ず置いてあります。
アルコールを入れて火をつけるだけでガスレンジのようなキレイな炎がでます。消化は蓋をかぶせるだけです。蓋を閉めると中のアルコールは密閉されるので漏れません。火力調節用の蓋も用意されています。これに白いホーローの五徳が用意されていてセットするとゴージャスなストーブに変身します。
加圧しませんので炎自体は風に影響を受けやすいのですが風防をしっかりするとあなどれない火力を発揮します。最近はもっぱら温泉場での鍋に使用しています。馬鹿でかいカセットコンロにくらべると小さくて軽いので持込に楽ですし嫌なニオイも全くありません。五徳を含めて300グラムです。超コンパクト、壊れようがなくてクリーン、エコロジーを感じる歴史ある道具だと思うな。