小学生の頃は防波堤の下に餌を落とすと決まって釣れるのはガヤ(エゾメバル)ばかりで大人のように遠投をしてカレイを釣り上げてみたいのですが横転リールはクラッシュしやすくてラインがこんがらがっていつも泣きをみます。当時はどこの防波堤へ行ってもテトラポットというものはなくて海岸線も含めて自然で美しかった記憶があります。今はテトラポットで武装していますがこれが魚の棲家にもなっています。餌を含めてブラーでもワームでも落とし込んでやると決まって釣れるのはナガラゾイ(黒ゾイ)でガヤはあまりみなくなりました。夏場はハチガラ(ムラゾイ)の引きに期待して出かけますが大型は激減したようです。
このリールはチヌ(黒鯛)の落とし込み用で防波堤やイカダ釣りで使うものですがクラッチボタンがあるので便利です。とても小型でラインも細めにするとけっこうドキドキします。このシマノ特有のスタイルはバンタムがベースになっています。この頃のシマノも良かったですね。