pazuのノスタルジックな道具

愛着の道具と遊びの回顧録

ジョンソン&ジョンソン バンドエイド

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引き出しの中から出てきたものですがかなり前にパッケージがきれいで取って置いたものです。バンドエイドにはお世話になりました。アメリカ発売は1921年だそうですが日本発売は1959年で今年50周年を迎えるそうですが一般に普及し始めるのはかなり後ではなかったかと記憶しています。そのころちょうどボクの家にテレビが来て「赤胴鈴の助」を夢中で見てる頃かと思いますが一般にはまだまだ普及していない時代なのでCMには苦労したでしょうね。そもそもバンドエイドはジョンソン&ジョンソンの若い社員のディクソンさんの妻が台所仕事が不得手でいつも指を切ったり火傷したりで不憫に思ったご主人が医療用テープの真ん中にガーゼを張って自分がいない時でも簡単に手当てが出来るように考案したのが始まりで翌年商品化されたそうです。まもなく妻思いのディクソンさんは取締役になってその後副社長になるや25年間その座にいたそうです。めでたしめでたし。ロングセラー商品にはストーリーがあるものです。

ゴルフバッグ、釣りのタックルボックスにはバンドエイドは常備していますが最近では一番使うのがヒゲソリの際に剃刀で耳たぶの付け根を何故か切ってしまいます。ゴルフで豆が破れることはありませんが釣り針を結んで締め上げるときに滑って親指に三度大きな針を突き刺しています。カエシがあるので絶対抜けません。プライヤーで針先を指の外にいったん突き通してカエシをペンチで切ってから引き抜くのですがあっという間に筋肉が硬直するので激痛との戦いになります。氷で麻痺させて気合でやりますが三度目は堪らず救急病院へ行って麻酔を使いました。手術のあともやっぱりバンドエイドでした。