pazuのノスタルジックな道具

愛着の道具と遊びの回顧録

オリベッティ バレンタイン

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20~30代前半までは海外へメールオーダーにハマっていましたがカタログ付属のオーダーシートへ打ち込むためだけに使ったものです。ボクの書くnとmのスペルがvやwに見えたりで自信がなくてお客さんから譲っていただいたものです。もちろん一本指打法でのんびりオーダーを楽しんでいたわけです。別名「赤いバケツ」です。本当にバケツのようなケースに収納します。イタリアンデザインは美しいなぁって思いますね。メカニカルな部分を残しているのと音がいいのです。クラーク・ケントの気分ですね。

高かったですがすでにワープロが買える時代が来ていました。ワープロはパソコンから派生した電子タイプライターでしたが徐々に先祖返りをはじめて機能が充実し始めると逆に自らの首を絞めてパソコンに淘汰されて自滅します。時代の流れは静かですが土石流のようにパワフルで流れが読みづらい。だいたいパソコン大嫌いのボクにしてすでに9代目を所有してこの秋のウィンドウズ7で10代目となる気配ですから考えられません。この赤いバケツもメールオーダーにハマった友人が持っていってそれっきりです。

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