pazuのノスタルジックな道具

愛着の道具と遊びの回顧録

アイスドリル

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昨夜からの強い雪で今年も本格的な冬がやってきたようです。気温が急激に下がり始めると三日月湖の氷はどれくらいの厚さに成長しただろうなんて考えてしまうのは長年の習性です。氷上のワカサギ釣りは楽しいものです。一時は巨大なワカサギ用テントも用意してやりましたがやはりボクはブリザード(厳冬の石狩あたりはほとんどがブリザード)であろうが空の下でやるのが性に合っています。スコップで雪のブロックを積み上げてイヌイットのイグルーのように湾曲させた高さ150cm、幅3m程の壁を作ります。氷に穴が開いたら壁に水をぶっ掛けておけば強度は文句なしです。

6時くらいに仲間と出かけるとまだ真っ暗闇でまず場所を決めるとアイスドリルで穴開け作業にはいります。氷の厚い時はドリルのストロークで間に合わない時もあります。ほとんどの場合は前夜に仲間とワカサギ釣り前夜祭を夜遅くまで挙行しているので過酷なドリルの穴あけ作業は吐き気を催すくらいきついものです。切れ味の落ちた替刃式のエリクソンに替えてこのノルウェー製にしますと素晴らしい切れ味でとても楽になりました。ハンドルの形状もとても使いやすくてお気に入りでした。それでも穴あけはきつくて一時はエンジン付きドリルの購入を真剣に考えたものです。

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