pazuのノスタルジックな道具

愛着の道具と遊びの回顧録

閑話休題

 

今日で地震からちょうど一週間。あれ以来思うところが多々あって中でも電気のこと。送電がストップすると電気に依存するインフラは全て機能停止をします。ブラックアウトというらしい。ズバリ言えてますね。灯りが消えて、ポンプが止まれば水も運ばれない、信号も止まれば電話も止まる。頼みのネットも基地局のバックアップ電源が切れると終わり。北海道全域が停電という脆さを露呈したのは教訓としては良かったと思いますね。電力会社ってこの程度なのですから責めても詮無いことです。インフラの基幹を担う企業としての矜持が全く感じられないのはボクだけですかね。国にもご支援を要請して...アホか。アッ責めてるか。私共ではこのたびのようなブラックアウトが今後二度と起きないとは言い切れませんので各家庭で発電機、蓄電池等のご用意を怠りなく、なんて北電のホームページに載せたらいい。
 
でもクルマ(自家用自動車)ってスゴイですね。これ一台で完結してますもん。発動機、発電機、冷暖房、ラジオ、テレビ、チェア、ベッドまで備えて全天候型完全防水でおまけに移動を得意としているわけです。中でもハイブリッド車のバッテリー容量たるや巨大電源そのものです。しかしいかんせん居住空間としては狭すぎる。生活の中心は家の中となると発電機があればいいですね。インバーター機能付きの正弦波発電機ならグッドです。夜間のエンジン音で周りを気遣うのならポータブル電源ですね。発電能力にもよりますが両方で15万円でなんとかなりそうです。こういった苦い経験をした時がそろえる時かな。ガレージの奥で眠り続けてもそれはそれでけっこうなことではないでしょうかね。ボクのように忘れてちゃおしまいですが。寒い季節になると暖房も考えなくてはなりませんね。家は薪ストーブがありますがガレージ宴会にはレインボーストーブがいいなあ。灯りも暖房も調理も出来て電気要らずで。
 
離れて暮らす子供が言うには頼りになる情報はラジオに限るそうで電気が回復してもテレビは悲惨な絵を求めて一極集中で崩れてない所には見向きもしない。空港の再開を待って大勢の人が少ない席を求めてグッタリしているのにTV局の撮影クルーは大勢で席を占めちゃう。関西直撃の台風被害の方がはるかに巨大な経済損失であるにもかかわらず見向きもしない。だそうです。今朝のアサイチで大阪の状況を放送していましたが驚きました。いずれにしても災害列島です。いつも思うのは火災保険の従来の料率算定基準が使い物にならないのではないかということです。災害が来るたびに損保会社に同情している自分がいます。あんな給料のいい会社に同情してどーすんだよって言われそうですが。明らかに子供の頃とは気候が変わったようです。