pazuのノスタルジックな道具

愛着の道具と遊びの回顧録

PENN ピアレスNo.9

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カレイ釣りは毎年の春の恒例行事です。今は石狩から船を出して釣りますが、以前は浜厚真、豊浦、余市あたりにも船を仕立てて友人と出かけました。勝負事が好きなのがいますので乗船すると全員から船賃に2千円を上乗せして徴収します。数のみの勝負で一位の総取りとなります。竿に制限はありません。竿は2本で手返しの良いハイスピードリールが勝負を分けますが、食いが渋ると仕掛けとテクニックがものをいいます。

 

いつも好成績なのですがカレイの始末に困ります。毎度近所に配るのもめんどうです。定量を超えないようにクーラーボックスをまず小型にしました。そして昔のペンを引っ張り出してきて竿は一本で楽しむようになりました。竿もグラスに限ります。カーボンではダメなのです。竿の反応がセクシーではありません。穂先だけでもグラスソリッドであれば上々です。

ボクは東京の茗荷谷の竹竿専門店で仕入れた竹竿を使っています。穂先はグラスソリッドです。竹竿も魅力的で美しいですね。

このペンはギヤ比が3.0で巻き上げはノンビリしたものです。同じものが色違いで2個ありますが小さくてもペンですからカッチリしています。ボクのカレイ釣りスタイルは今でもオールドタックルです。手返し良く数を求めていくとバス釣り用のリールが滑らかで最高のようですが・・・

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