pazuのノスタルジックな道具

愛着の道具と遊びの回顧録

折れ尺

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 昔の大工さんの道具箱に入っていそうな懐かしい定規です。これらは今はデスクのペン立てにささっていますが元は祖父の道具箱に入っていたものです。表がメートル、裏が尺の表示になっています。国際基準はメートル法で統一されていますが各国ではいまだにその国独特の単位が用いられているようです。中国、韓国、日本では尺で一寸、一尺、一間、一丈、一町、一里となりますが住宅の間取りには典型的に残っています。英国、米国ではインチ、フィート、ヤードです。ゴルフはいまだにヤードですね。競馬ではハロンを用います。基準は人間の足の長さ、腕の長さ、諸説あるようですが1フィートと1尺は極めて近いですね。この折れ尺ですがコンベックスに慣れた現代人にも意外と使いやすいものですよ。すぐに見つけられるカラーリングも鮮やかで楽しくなります。