pazuのノスタルジックな道具

愛着の道具と遊びの回顧録

LAMY サファリ

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この万年筆はデザインが斬新ですが40年近く前のデビューです。初めて手にしたのは今世紀に入った頃でした。価格がリーズナブルで使ってみると書き味もいいし滑らずバランスが良くて使い続けています。ボールペンを発明した人には頭が下がりますが同じ筆記具でも万年筆は特異な立ち位置にいるように感じます。事務用品としてはボールペンに主役を譲って久しくなります。役場の戸籍係がインク壺にペン先を浸しつつ記入していた時代は戦後少しは続いたのかと思っていたのですが意外や平成まで手書きだったようでタイプライターやワープロに続くコンピューターの登場で平成6年度法改正で電子戸籍管理になったようです。

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万年筆で文字を書くという行為は今となっては完全プライベートで趣味性を帯びているように感じます。などと高価な万年筆を使っているような言い草ですがほとんどサファリばかりです。モンブランのマイスターシュテックは買うには買いましたがプレゼント用でした。食べ物といっしょで40年も前に三平の味噌ラーメンを食べたら今でも味噌オンリー。昨年店を閉じた福来軒は最初が醤油だったので30年以上醤油のみ。味噌、塩、醤油の全部食べたのは昔狸小路の6丁目辺りにあった富公だけですね。圧倒的に面白いオヤジでした。塩ラーメン頼んでなんでこれが塩なのよ!?じゃあ醤油はどうなってんだ?味噌は?ってことで結局全部食べちゃった。でもマイスターシュテックも使ってみたいけどね。