pazuのノスタルジックな道具

愛着の道具と遊びの回顧録

背負い籠Ⅲ

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腰痛が中々良くなりません。すでに10日もぐずぐずして何やらの不気味さに戸惑う弱気なボク。意を決して一昨日から歩くことにしました。一歩一歩ストライドを大きめにして腰椎を動かすようにして、痛いけどリハビリーです。ただ住宅地を歩いても面白くないので近くの登山道を歩くことにしてアプローチシューズを引っ張り出してポケットに邪魔にならないiphoneSEを入れて。途中断続的に幾度か雨にやられましたが横道にそれて歩き続けると道の真ん中に山葡萄のつるが垂れていて実が沢山なっています。30年前もこの場所で山葡萄を採っていて幼稚園年少の娘が豚さん鳴いたと言ってパニックになったことを思い出してそこから5分ほど登って引き返しました。道路は草木に圧倒されて狭く鬱蒼として急に熊が恐くなりました。歩数計を見ると6000歩を超えたくらい。

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その夜友だちに山葡萄の話と画像を見せると今年こそ葡萄酒を作りたいと思ってた、そこへ連れてけと言いだして、ボクは明日もリハビリーが出来て好都合なのでよし行こうと言うと今週は囲碁の大会があるから集中したいと言う。頭蓋骨の中の9割に碁石が詰まった奴です。それじゃあってことで昨日は背負籠を文字通り背負ってボクが葡萄狩り兼リハビリーに出かけました。素晴らしい陽射しでなんと蝉が鳴き出して妙な年です。帰宅してさらにスープカレー屋まで歩いて腹いっぱい食べて帰路間もなく股関節から臀部へ電気が走り初めると痛くて歩けず携帯電話で車を呼ぶ始末。

でも本当に背負いやすい良い籠で靴も文句なし。ウォーキングというよりは屑拾いの風体ではありますが。陽射しが低くなりました。太陽が愛おしい季節。今日は歯医者まで歩きます。自慢の歯もガタガタです。