pazuのノスタルジックな道具

愛着の道具と遊びの回顧録

Wilson スタッフTABⅢ

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2005年のものです。これはシャフトの調子が知りたくて手に入れました。NS950、1150は試したので超軽量スチールのNS850はどんなもんかなってことで。昨日は友人らとプライベートゴルフでした。前の日の朝から腰の具合が良くなくてマメに湿布薬を貼って安静にしておりましたが当日朝は若干痛みが楽なので念のためロキソニンを服用して。いつもの重たいクラブじゃ最後まで振れそうにないので押入れの奥からTABⅢを引っ張り出してバッグに差し替えて行きました。いつもはダイナミックゴールドのS200、このクラブはNS850なのでかなり軽い。だけど久々に振ってみるとグースが若効いているのが気になるのとフェイスがバカでかい。良く出来ていると思いますが打感がひどいね。ただ飛びます。ウィルソンといえばダイナパワーで一世を風靡しました。今はゴルフクラブよりテニスラケットに傾注しているようにみえます。

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昨日は小樽カントリーの旧コースでしたが天気も最高でちょっと暑過ぎるくらいでした。北海道最古のリンクスコースですが生えている木を見ますと斜めにカットされたようで浜風の強烈さがうかがい知れます。30年も前のクローズ直前の頃にプレイしましたが2番のショートホールでは海からまともに風が吹いてきます。130ヤード少しの距離に5番アイアンでナイスショットと思いきやボールは考えられない高さまでめくれ上がって30ヤードほど前にポトンと落ちて皆で大笑いしたのを思い出します。寒さに震えながらクラブハウスの2階に上がると真ん中にデカイ灯油ストーブがデ~ンと置いてあってその上にさらに大きくて深いバットが乗ってお湯の中にはワンカップ大関が30本も浸かっています。仕事終えて建設現場の飯場に帰ってきたような...思わずおォ~と声をあげましたね。ストーブにあたりながら即注文しましたが上がってくるお客さんが次から次へとワンカップを注文します。バブル以降もこういった雰囲気のクラブハウスが残っていたのかと気に入りましたね。一昨年のシーズンで旧クラブハウスとはお別れでしたが少し寂しかったですね。

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閑話休題

 

今日で地震からちょうど一週間。あれ以来思うところが多々あって中でも電気のこと。送電がストップすると電気に依存するインフラは全て機能停止をします。ブラックアウトというらしい。ズバリ言えてますね。灯りが消えて、ポンプが止まれば水も運ばれない、信号も止まれば電話も止まる。頼みのネットも基地局のバックアップ電源が切れると終わり。北海道全域が停電という脆さを露呈したのは教訓としては良かったと思いますね。電力会社ってこの程度なのですから責めても詮無いことです。インフラの基幹を担う企業としての矜持が全く感じられないのはボクだけですかね。国にもご支援を要請して...アホか。アッ責めてるか。私共ではこのたびのようなブラックアウトが今後二度と起きないとは言い切れませんので各家庭で発電機、蓄電池等のご用意を怠りなく、なんて北電のホームページに載せたらいい。
 
でもクルマ(自家用自動車)ってスゴイですね。これ一台で完結してますもん。発動機、発電機、冷暖房、ラジオ、テレビ、チェア、ベッドまで備えて全天候型完全防水でおまけに移動を得意としているわけです。中でもハイブリッド車のバッテリー容量たるや巨大電源そのものです。しかしいかんせん居住空間としては狭すぎる。生活の中心は家の中となると発電機があればいいですね。インバーター機能付きの正弦波発電機ならグッドです。夜間のエンジン音で周りを気遣うのならポータブル電源ですね。発電能力にもよりますが両方で15万円でなんとかなりそうです。こういった苦い経験をした時がそろえる時かな。ガレージの奥で眠り続けてもそれはそれでけっこうなことではないでしょうかね。ボクのように忘れてちゃおしまいですが。寒い季節になると暖房も考えなくてはなりませんね。家は薪ストーブがありますがガレージ宴会にはレインボーストーブがいいなあ。灯りも暖房も調理も出来て電気要らずで。
 
離れて暮らす子供が言うには頼りになる情報はラジオに限るそうで電気が回復してもテレビは悲惨な絵を求めて一極集中で崩れてない所には見向きもしない。空港の再開を待って大勢の人が少ない席を求めてグッタリしているのにTV局の撮影クルーは大勢で席を占めちゃう。関西直撃の台風被害の方がはるかに巨大な経済損失であるにもかかわらず見向きもしない。だそうです。今朝のアサイチで大阪の状況を放送していましたが驚きました。いずれにしても災害列島です。いつも思うのは火災保険の従来の料率算定基準が使い物にならないのではないかということです。災害が来るたびに損保会社に同情している自分がいます。あんな給料のいい会社に同情してどーすんだよって言われそうですが。明らかに子供の頃とは気候が変わったようです。

 

中華蒸籠(セイロ)

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茶碗蒸しが好物でボクの厨房道具に蒸し器は欠かせません。この蒸籠はかなりの年季が入っています。前世紀のものですね。当初蒸し器は圧力鍋を使いました。圧力鍋も優れた厨房道具で随分ととっかえひっかえしましたが今は大中小4個を使い回しています。200VのIHヒーターを使い始めると従来の鍋釜では鉄以外は使えないのでそれなりの専用鍋が必要になるので厨房が混雑します。基本は中華鍋が振れる大火力のガスレンジですがIHも便利です。圧力鍋の欠点は火が入り過ぎることです。例えば茶碗蒸しの場合は26㎝の鍋に器(これが大きい)をギリギリ4つ並べて蓋を閉めて蒸気が吹き始めたらすぐに火を止めます。あとは予熱だけで固めますがこのタイミングを逃すとパワーがあり過ぎて短時間でも悲惨なことになります。他にも四角いアルミの蒸し器も使いましたがボクは中華蒸籠が優秀だと思いますね。

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中華蒸籠のミソは蓋部分の竹の編み込み構造だと思います。適度に蒸気が逃げてくれるので当りがやわらかい。蒸気のチカラ恐るべしでただの湯気だと思っているとケガをします。この蒸籠は外径33㎝のものですが専用の円付き鍋を持っていません。最初は45㎝の中華鍋に乗せて使いましたが蒸籠の外側が焦げてしまいます。円付き鍋はアルミでIHヒーターでは使えないのでそういった場合は蒸し板を使います。ボクは使わない35㎝寸胴の蓋を改造して自作しましたが照宝あたりで売っています。30㎝のスーパーデンジ鍋の上に蒸し板を乗せてその上に中華蒸籠を乗せると問題解決でバッチリです。これで作った茶碗蒸しは最高です。玉子豆腐も良し。鱈の清蒸(チンジョン)も身崩れしなくていいです。特にプリンは優しく熱が入るので向きです。

発電機

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自宅は極めて地盤の固い地帯にもかかわらず今回の地震はかなり揺れました。震度4の発表でしたが棚や本や食器類は何事もなかったようにキチンと納まったままでした。以前マンションの高層階に住みましたが地上では全く感じない遠い日高地方の震度2〜3でもオォ地震だとなります。なので揺れの最中に頭をよぎったのは此処でこれくらいなら他では大変な処があるぞということでした。既報のとおりの凄さです。驚きとともに随分と考えさせられました。
 
北海道全部が電力停止でインフラがアウトです。スマホ基地局のバックアップ電源が消耗し始めると徐々に速度が落ちてきます。そうなると異常にスマホ自体のバッテリーの消耗が激しくなります。ankerのモバイルバッテリーを2個引っ張り出して充電しましたが間に合わない。それでも当日は通話も出来てラインが鳴りっぱなしでしたが夜には途絶えました。ハイブリット車オーナーは重宝したでしょうね。

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地震当日は昼過ぎから炭をおこしてまだ冷えていたビールでジンギスカンを始めましたが徐々に友人が集まりはじめて日が落ちる頃にはガレージの中は満杯になって冷凍庫処分市です。夜も深まって泊まる友人を除いて帰る連中を見送りましたが見事に漆黒の闇で見上げるといつもとは全く違う美しい星空が立体的に広がっていました。
 
昨夜は昨夜で炭をおこしたから来ないか?と別口からの誘い。また肉かよ。家でナメタカレイを焼いて生ぬるい水割りに口をつけたばかりであったが昨日ほどではない暗闇の中をキャップライトを付けて数分徒歩で到着するとオォ氷があるではないか!すぐに隣家の主人が来て発電機余ってるけど使わんか?使う使うで早速テレビに繋いで懐かしいテレビジョンで災害映像を視てからすぐに電源コードをトイレまで伸ばしてウォシュレットを思い切り使うのでした。そういえば家にも発電機あったではないかと11時頃に帰宅すると直後に近所が明るくなって?!でブレーカーを上げると瞬時に我家に文化生活が帰って結局使わずじまい。
 
今回ボクの処で電気復旧まで約32時間。除雪機用のガソリンがガレージに5リットル在庫あったけどはやりラジオが有難かった。あればいいなあと思ったのがポータブル蓄電池ですね。それとカセットボンベの詰め替えアダプターだね。ソーラー発電ってどれほどの能力があるのかな?とかね。今回はレインボーオイルが1リットルあったのでわざわざ昔の灯油ランプやらハリケーンランプに詰めてガソリンランタンやガスランタンは2個だけにして被災された方には申し訳もなく風流を楽しみました。レインボーオイルは本当に煤が出ませんね。一晩朝までつけっぱなしでもホヤが全く黒くなりません。札幌圏に災害は来ないと高をくくっていましたが市内の一部で液状化が起こりました。最低限の備えは日本全国どこでも必要ということですね。これが真冬だったらどうでしょうね。常に頭の中でサバイバルシュミレーションと事に臨機応変に当たれるかが肝のようです。野外遊びを疎かにしてはいけません。最低限の道具で如何に楽しむかに醍醐味と能力の向上があると思うのですよ。

 

ラジオー北海道胆振東部地震

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大型台風が韃靼海峡ヘ去ったかとおもいきや今度は大きな地震。久々に揺れました。スマホの警報が一斉に鳴って震源は何処だ?安平町?どこだ?旧早来町だ!ディープインパクトは驚いたろう。それにしても大型地震は夜半に来ますね。2004年の風台風以来の電力停止には困りました。とりあえずトイレに行くと便座が冷たい。ウォシュレットが使えないが水道、ガスは現時点で問題なしでとりあえず布団に戻ってスマホで情報収集するも速度が遅い。キャリア契約の3台以外のタブレットは画面上を見ると無線LANが✖マーク。キャリアも通信スピードが落ちているみたい。まどろっこしいので起きてテレビリモコンの電源を入れるも反応なし。ああ停電だった。うーん困った。そうだラジオだ!ラジオというものがあるではないか!でもオレはラジオ持ってたっけ?無いんだった。

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死んだ親父の遺品だけ収納してあるキャビネットをみるとあったあったで6個も7個も出てきました。NHKの深夜便が好きで聴いていたようですがどれも超小型ハイテクデジタルでボクにはチューニング出来ない。一番小さなのが骨董品でダイヤル回して選曲のタイプ。液漏れした電池を取替えるとバッチリNHKのアナウンサーの声が聴こえて事態の大きさと状況を徐々に把握したのでした。

震源地そばの火力発電所が自動停止して道内の火力発電すべてがダウンして道内290万戸が開拓時代に還ったわけです。空前絶後です。日が暮れると闇の支配する世界が現出することになりそうです。そういえばガレージの奥に梱包されたままのホンダの発電機が新品のままあったけど音やら排ガスやらでご近所に気が引けますし今晩はオールドスタイルで灯油ランプをかき集めたので冷凍庫で頃合いよく溶けたラム肉でジンギスカン鍋をやるということになりました。間もなく水道も止まるようです。

MSR ウィスパーライト partⅡ

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昨夜遅く帰宅して疲れ気味の胃が粥を所望しているのでガスレンジに火をつけると間もなく消えます。何度やっても消えます。仕方がないのでカセットコンロを出そうとすると昨シーズンの鍋パーティー以来どこに仕舞ったものか見つかりません。年を取るとこれが日常茶飯事(日常茶番劇ともいいますが...)で心底情けなくなって腹が立ちます。IHヒーターがあっても鍋がIH仕様じゃないわガス用のプリムスを見つけたらガスがエンプティ。腹は減るわ立つわでついにMSRのウィスパーライトを引っ張り出して着火しました。室内で使用するとバーナーのゴーーっという音が怖いぐらいで...。乗せた雪平鍋はすぐに沸き上がって焦げつかないか心配になる火力。冷や飯で粥をこしらえて自家製梅干しときゅうりの糠漬けでサッサと食べて寝ました。

ウィスパーライトも初代から数えると永い付き合いです。スノーピークでもSOTOでも良いガソリンストーブが出ていますが浮気せずに使い続けています。一切の無駄を排した端正な立ち姿は美しいと思いますね。あそこでもあそこでもコーヒー沸かしたっけ、あそこでインスタントラーメン作ったっけ...などと思い出も煤といっしょにくっついているので捨てられませんね。永く使える良い道具には情が移ります。

MERRELL ジャングルモック

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はじめにこの靴を履き始めたのは今世紀に入ったころ頃だったと思います。現在履いてるジャングルモックで三代目になりました。最初に見たときはデザインが好みではなく二の足を踏みましたが使っていたメレルのトレッキングシューズが良かったので普段履きに買ってみました。すぐに履き心地にハマりました。とにかく履きやすいスリッポンで微妙な曲線が足裏にフィットして柔らかく包んでくれます。クッション性も申し分なく不格好なデザインのことなどすぐにどうでもよくなりました。ソールは決して褒められる性能ではなくてグリップ悪くすぐに減ります。2足ともスリックタイヤになりました。そうなると濡れると危険この上なくタイルでよく滑ります。雪の上など論外で新しいメレルを買うことになります。昨年暮れに雪道が怖くて三代目を投入したので現在はバリ山です。

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PRIMUS 2240、2245ランタン

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盛夏の庭で真っ昼間から仲間と焼肉大会などしますと日が暮れても延々と続きます。初夏やお盆過ぎだと日没と同時に肌寒くて家の中に逃げ込んで二次会となりますが真夏だと誰も家に入ると言い出さない。なのでランタンの登場となります。やはりプリムスの2245を数個使います。今はイグナイター付きで一発着火です。明るさもほどほどでグローブが丸いので光の拡散もいいようです。これデビューして50年を超えてるように思うのですが息の長い道具です。マイナーチェンジを繰り返してきましたが2220まで遡れば還暦近いかも。

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灯りの良さというのは陰影です。谷崎潤一郎が『陰翳礼讃』で言うとおりだと思いますね。部屋の隅々まで余す所なく照らす現代の照明には面白みがありません。小さい頃に台風でも来て突如停電となると小躍りして物置から灯油ランプを持ち出して火を灯すことになります。とたんに背後に陰影が生まれます。ゾクゾクするほど楽しい時間でした。父が怪談話でも始めようものなら漏らしそうです。話が佳境に入る頃に限って電気がパッと点いて愉悦の時間は突如終焉します。ボクの落胆はひどく深くて電力会社を呪うのでした。いったん明るくなると白けちゃって怪談なんてなぁ~んの趣もねーし。


後年森で野営をして焚き火を囲んでバーボンなど飲んでいますと背後の森に巨大な影が揺らめきます。焚き火で踊るボク自身の影なのですがちょっと良いものです。

LAMY サファリ

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この万年筆はデザインが斬新ですが40年近く前のデビューです。初めて手にしたのは今世紀に入った頃でした。価格がリーズナブルで使ってみると書き味もいいし滑らずバランスが良くて使い続けています。ボールペンを発明した人には頭が下がりますが同じ筆記具でも万年筆は特異な立ち位置にいるように感じます。事務用品としてはボールペンに主役を譲って久しくなります。役場の戸籍係がインク壺にペン先を浸しつつ記入していた時代は戦後少しは続いたのかと思っていたのですが意外や平成まで手書きだったようでタイプライターやワープロに続くコンピューターの登場で平成6年度法改正で電子戸籍管理になったようです。

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万年筆で文字を書くという行為は今となっては完全プライベートで趣味性を帯びているように感じます。などと高価な万年筆を使っているような言い草ですがほとんどサファリばかりです。モンブランのマイスターシュテックは買うには買いましたがプレゼント用でした。食べ物といっしょで40年も前に三平の味噌ラーメンを食べたら今でも味噌オンリー。昨年店を閉じた福来軒は最初が醤油だったので30年以上醤油のみ。味噌、塩、醤油の全部食べたのは昔狸小路の6丁目辺りにあった富公だけですね。圧倒的に面白いオヤジでした。塩ラーメン頼んでなんでこれが塩なのよ!?じゃあ醤油はどうなってんだ?味噌は?ってことで結局全部食べちゃった。でもマイスターシュテックも使ってみたいけどね。

薪ストーブ

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5~6年前に友人に使わないからと薪ストーブを譲り受けました。ホームセンターで鋳物製ストーブとしては一番リーズナブルは価格だったそうで子供の頃の薪ストーブの暖かさが懐かしくて思わず買っちゃったとのこと。煙突106mmサイズで小さめのガラス窓が付いています。ボクは薪はふんだんに無料でいただけるので燃料には困らないのですが薪ストーブを使うなど考えたこともありませんでした。早速ホームセンターでホンマの黒塗りのステンレス円筒を買ってお店にセットしてみました。このストーブは燃焼室用のエアインテークバルブが一つ、いちおう上部に隔壁があって小さめの二次燃焼室用のインテークバルブが用意されています。ストーブから煙突につながる場所にエア調節用ダンパーを取り付けました。最初は調節に戸惑いましたが全開にしようものなら怖ろしいほどの火力で炉壁をしっかり作らねば家ごと燃えてしまう程の勢いです。ダンパーを絞ってメインを少し開けるだけで快調に燃焼します。慣れてくるとなんとなくコツが分かってきます。薪は生ガスを発生するので上手くやるとオーロラ燃焼が可能です。

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以来薪ストーブにハマって翌年に大きめの煙突150mmサイズのストーブに買い替えました。薪ストーブの肝は煙突です。ストーブ本体は二の次です。薪ストーブのエンジンは煙突です。断熱二重煙突を使用してストレートの立上りをより長くとればそれだけ吸い込みは強くなります。普通の煙突だと煙が外気で急冷されて煤となって内部にこびり付きますし木酢液もたれます。二重煙突の難点は価格です。キャインとなります。安く上げたければ自作となります。厚さ20ミリのセラカバーを150mm煙突にかぶせて200mmのスパイラルダクトに挿入するわけです。ホームセンターに行くと4~5メートルの一本ものが売っています。これらの材料がまたゲエッとなるほど安いのですね。

 
今年の冬は自宅へも薪ストーブを設置することにしました。一昨日のように旭岳の初冠雪のニュースをみるとあせります。シマリスといっしょです。自宅はFFストーブがあるので困らないのですがやはり炎が観たい。今回狙っているのはコンパクトタイプの106mm煙突で十分と思っています。古い家なので集合煙突が残っています。多分使えるでしょう。薪ストーブに関しては寒くなったらまた続編をアップします。